特定非営利活動法人 NPO法人 SIDS家族の会

SIDS家族の会は、SIDSやその他の病気、または死産や流産で赤ちゃんを亡くした両親を精神的な面から援助するためのボランティアグループです。

小さな子どもの命を守り、
遺族を支えるために

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30周年を迎えました

2023年2月22日、SIDS家族の会は任意団体創設から数えて30周年を迎えました。

遺族支援をはじめとする活動をここまで続けてこられたのは、亡くした子どもたちとみなさまの支えのおかげです。こちらのメッセージをご覧ください。

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仁志田博司先生ご逝去のお知らせ

2022年11月29日、SIDS家族の会の生みの父親である仁志田博司先生が、急逝されました。新しい遺族会員の方の中には、先生をご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんに関わる多くの専門職の方々が、学生時代に先生の著書のお世話になっています。これからも周産期医学の分野では、先生の書かれた教科書が多くの人々を育てるでしょう。そんな先生です。

SIDS家族の会ができた1993年当時、グリーフケアという言葉も概念も、世間にはほとんど存在しませんでした。赤ちゃんを亡くした家族の多くは、標なき悲しみの海を漂っていました。先生によると医学教育でも、生物学的な「死」については学んでも、愛する人の『死』が家族へどんな影響を与えるのかを学ぶ機会は、ほとんど無かったそうです。

医学の知識や技術だけでは、子どもも子どもを亡くした家族も救えないと考えた先生は、SIDS家族の会を作り育ててくださいました。いつか「20年経ち、今やっと、グリーフケアと言う言葉に、市民権が与えられるようになりました」とおっしゃいました。いつものように、にこにこしながらおしゃいましたが、現状を変えていくには、大変なご苦労があったことと思います。

先生は、この度また「じゃあ、僕行きますから、あとよろしくお願いしますね!」

そんな風に逝ってしいました。

私たちは、仁志田博司先生という父親を失ってしまいましたが、今後は自身の足で歩いていかねばいけません。今も、理不尽な出来事に襲われた家族が、どこかで泣いています。このホームページをご覧の皆様、先生と共に、SIDS家族の会を見守ってください。

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エール

新型コロナウイルスの感染状況に合わせてやむなくミーティングを見合わせることについては、すでにお知らせしてある通りです。2021年10月に予定しておりました、京都でのオープンフォーラムも延期せざるを得なくなりました。

SIDS家族の会は、赤ちゃんを亡くされた家族のそばに居たいのですが、今は不本意ながら間接的な寄り添いしかできず、誠に申し訳なく思っております。コロナ肺炎の一刻も早い収束と、皆様のご健康をお祈りいたします。

ところで、皆様にお願いがあります。エールを送ってくださいませんか?

私たちの会は、たくさんの医学アドバイザーの方々に支えていただいています。ビフレンダーや会員の方の中にも、医療職の方がいらっしゃいます。私たちの生活を支えるために、現場に出ざるを得ない仕事の方もいます。彼らは、自分自身の命を危険に晒しながら、また、ときに理不尽な非難を浴びながら、最前線で戦っています。それから、現在妊娠中の方、出産が近い方、病気の家族を抱えた方は、大変な不安と戦っておられるでしょう。

こんな方々が、声を出さずともすぐそばにいることを、知っておいてください。そのことだけでも、彼らは少し救われます。どうぞ彼らに、心のエールを送ってください。

理事長 田上克男

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ミーティングを再開します

新型コロナウィルス感染症対策からしばらく中止を余儀なくしておりました対面での遺族ミーティングについて、以下のような慎重な対策を講じることで再開を図りたいと思います。参加者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

ミーティングの際のコロナ対策宣⾔

⾚ちゃんを亡くした家族どうしの精神的援助(ピアサポートによるグリーフケア)のため、遺族どうしが直接会って体験や思いを話し合うミーティング。コロナウィルス感染防⽌のため、全ての地区で開催を⾒合わせていましたが再開を望む声は強く、今後は以下を厳格に守った上で実施することとします。

  1. 参加は事前予約制として、参加者及び同居の⽅の体調を確認させて頂きます。
  2. 公共施設会場の規則に従い⼗分な間隔確保のため⼈数制限を設け、マスク着⽤を義務とします。
  3. ミーティング開催の2週間後に、念のため体調をお尋ねする連絡を取らせて頂きます。

事前予約や予約なし当⽇参加の際に⼈数制限からお断りする場合が発⽣することをご了承願います。

地区の事情によっては休⽌を継続せざるを得ない場合があることもご容赦お願いします。

なお、参加者の同意が取れた地区では、オンラインミーティングも実施していく考えです。

2020年9⽉21⽇ SIDS家族の会

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おしらせ

NHK高松局が2022年11月11日(金)19:30~19:55でNHK総合(香川県内むけ)で「知ってほしい。流産死産のこと」を放送しました。アンケートで収集した184人の当事者の声を元に、当事者の悲しみに寄り添い心のケアに取り組む支援の現場や個々人で出来ることを掘り下げて紹介していく番組になっています。
さぬきドキっ! 番組ホームページ[過去のエピソード]
NHK高松局 ホームページ

回答期間が過ぎましたので当ページからのアンケートフォームへのリンクは削除しました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

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豪雨・台風で被災された皆さまへ

大阪北部地震に続き、豪雨・台風と災害が続いています。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

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大阪北部地震で被災された皆さまへ

この度の大阪北部地震におきまして、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 また亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

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熊本地震で被災された皆さまへ

この度の熊本地震におきまして、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

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東日本大震災で被災された皆さまへ

東日本大震災で被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

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SIDS家族の会のビフレンダーが
東京都の電話相談で遺族からの相談に応じます

SIDS家族の会 20年間のあゆみ

東京都はSIDS等で赤ちゃんを亡くされた家族のための電話相談を開設しています。

毎週金曜、午前10時から午後4時まで(休日及び年末年始を除く)03-5320-4388にて受付けています。

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SIDS家族の会について

赤ちゃんの死は、両親にとっても誰にとっても予測のできない突然の出来事です。

そしてそれは、両親をはじめとする周囲の多くの人達に、 深刻で複雑なショックをもたらします。

SIDS家族の会は、 SIDSやその他の病気、また死産や流産で赤ちゃんを亡くした両親を、精神的な面から援助するためのボランティアグループです。

SIDS家族の会は、子供を亡くした親自身によって運営されています。

また、その活動の主旨を理解していただける医療関係者の方々に、支援をいただいています。

本会の目的は

  • 赤ちゃんを亡くした家族への精神援助
  • SIDSなどに関する知識の普及
  • SIDSなどに関する研究活動への協力

赤ちゃんを亡くした家族への精神援助

Q1.運営しているのは誰?

A1.活動を担うのが会員の中の「ビフレンダー」というメンバーです。「ビフレンダー」とは「友達になる人」という意味です。
 ビフレンダーは専門のカウンセラーではありませんが、自分自身が赤ちゃんを亡くした親でもあり、両親の方と体験を共有していますから、両親によっては話しやすい相手になることができます。

Q2.どのような活動をしているのですか?

A2.赤ちゃんを亡くされた両親は、自分の悲しみについてまわりの人に話すことをためらいがちです。 それは「話してもわかってもらえないだろう」とか「気を使わせたくない」というまわりへの気持や、いつまでも泣いていてはいけないといった自分自身に対する気持など理由は様々にあります。
 しかし、自分の気持を人に話すということは、悲しみから立ち直る上でとても大切なことです。
 ビフレンダーはご両親をはじめ、遺族の方からのお話を電話などでお聞きします。また、全国をいくつかの地域に分け、各地域毎に定期的に会員によるミーティングを開催しています。

Q3.医学的な質問はできますか?

A3.医師のボランティアである医学アドバイザーをご紹介しています。

SIDSに関する知識の普及

パンフレットや小冊子の作成と配付や、SIDS予防キャンペーンなど各地で講演会を開催しています。

SIDSに関する研究活動への協力

厚生省のSIDS研究班の研究活動に、例えばアンケートへの回答といった形で協力をおこなっています。

賛助会員

ソーシャルアクションリング

みんなのソーシャルオピニオン
SIDS Family Association Japan

事務所

〒151-0071
東京都渋谷区本町1-24-11-A203
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TEL 050-3643-6546 伝言ダイヤルです。詳しくは電話相談についてをご覧ください。
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